2012年4月24日火曜日

卒煙魂のSmoke-Free Journey: ハーシー・チョコレート王国~アメリカのチョコレート①


っといいながら、第2回がいつになるのか分かりませんが。。
→いつかギラデリの本拠地を訪ねれた時にUPしたいと思います(笑)

※2010年月1月にとうとうギラデリスクウェアを訪ねることができました~!
 →
『新年は西海岸にて~ギラデリ・スクウェア~アメリカのチョコレート②』

アメリカのチョコレートと言えば、やはり有名なのはハーシー(Hershey)ギラデリ(Ghirardelli)かと思います。いずれもアメリカではポピュラーですが、この二つは相違点も多いです。

[ハーシー]
 本拠地:東海岸(ペンシルベニア州ハーシー)
 特徴:アメリカ発祥。ヨーロッパの伝統的なレシピは使用していない。
    味は、欧州系・日本系チョコと比較すれば、やや大味であることは否めない
    大量生産向けに、カカオ比率が低く、糖分を多めにした製品が多いと思われる。

[ギラデリ]
 本拠地:西海岸(カリフォルニア州のサンフランシスコ)
 特徴:イタリアから渡ってきた創業者によって築かれた(欧州系)
    味は、しっとり繊細な感じ。全体的に日本人の好みにも合いやすいという印象

まあ、西のギラデリ、東のハーシーというところでしょうか(?)


調べるための別の単語は何ですか

最近うちではめっきりギラデリを食べることが増えました。やはりこれは美味しいですし、日本語サイトで検索しても結構引っかかりますので、日本でも知名度は上がってきたのかな?と思っています。
でも、個人的にはハーシーのチョコも嫌いではないです。キスチョコの独特の形状は馴染みの方も多いと思いますが、あれは目の前にあると、何気にパクパク食べてしまいますね(笑)。

っと、、ギラデリ本拠地であるサンフランシスコにはまだ行ったことが無いので、ここではハーシーを先に取り上げたいと思います。

※ギラデリチョコレートについては、「ハロウィーン用お菓子とギラデリ・チョコレート」でもご紹介しています。

ハーシー社は1894年に設立されたペンシルベニア州拠点の会社であり、今ではその本社・工場のあるところは、ハーシー・タウンとして、市の名前にもなり、ハーシーのテーマパーク(ハーシーパーク)があることで有名になっています。

< span>※ご興味あれば、ハーシー社の歴史(ハーシージャパン社公式サイト)

アメリカ国内のハーシーの拠点としては、このペンシルベニア州は当然のことながら、ニューヨークとシカゴにショップがあり、また、カナダであれば、ナイアガラにショップがあり‥‥

シカゴ店はまだ行っていないですが、それ以外は全て訪ねたことがあるので、勝手に3大聖地と名付け(笑)、その時のことを紹介させてもらおうと考えた次第です。


痛みボールオークス、ペンシルバニア州

2005年7月 ニューヨーク・マンハッタン店を初めて訪ねる

ブロードウェイ沿いの48丁目と、ミッドタウンに位置し、観光客も非常に多い。
うちからは一番近く、この後も数度入店したことがある。
持っているのは、チョコシロップ型の貯金箱(禁煙貯金をするにはちょうどいいかな‥‥)。
  

2005年9月 カナダ・ナイアガラ店を訪ねる

これは、過去日記にしたナイアガラ旅行の時にふと立ち寄ったものです。
ちなみに、私が持っているデカい板チョコは、本物のチョコが詰まっています。
結構重いです(5ポンド=約2.3kg)。
結局買いませんでしたが(笑)。 

   

2008年5月 ペンシルベニア州ハーシー市:ハーシー社の本拠地へ乗り込む

別日記でご紹介した、ランカスターを訪れた翌日、念願かなって(笑)、ハーシーの総本山とも言えるハーシータウンを訪れました。足掛け3年の大プロジェクトここに完成(爆)となりました。

・チョコレートワールド


フードパントリーは、郡、イリノイ州なります

チョコレート工場の中を見学できるようになっており、アトラクションのように、ライドに乗ったままで、工程などを含めて見ることができる作りになっています。子供でも楽しめ、大人にとっても結構興味深い内容に工夫されています。
ショップなども併設されており、商品群は他のショップと共通のものも多いですが、私が行った時は、市場では未発売のチョコが売ってあったりと、本拠地ならではのものもあります。

 

・ハーシーパーク

まさに遊園地であるので大人でも楽しめるが、全体のコンセプトとしては、やはり子供連れ家族を想定した要素が強めかな、という印象。

右写真は、最初に設置されたのは50年以上も前の1946年!という木造のローラーコースター「Comet」。。

・ハーシー博物館

ハーシー社の、そしてそのチョコレートの歴史を知ることができる。


子供連れは遊園地に入り浸っていましたので、こちらは人も少なく、ゆっくりと時間を過ごすことができました。
会社が設立された1894年というのは、、日本で言えばまだ明治時代であることにまず驚く。
「アメリカの栄華の時代」であった20世紀を象徴するサクセスストーリーを体現した企業であったことが伺え、歴史で知る当時の日本を想像すると‥‥当時は国力に雲泥の差があったんだろうなぁということを改めて実感。
今、「アメリカ一国時代の終焉」を迎えようとしているこの21世紀初頭にこの国に住むことになったタイミングの妙に思いを馳せたりしてしまいました。

 

蛇足ですが、、実は、私は仕事で一度ハーシー社と関わった事があります。。
ハーシーのキャンディバーの包装に自社の製品名を付けて販促品として配布する許可を求めたのですが、非常に対応が寛容で洗練されており、かつ、自社ブランドの保持には非常に気を配っている様子が随所に感じられました(マジメ話になりますが‥‥)。

歴史ある優良企業だなぁということが実感できた出来事でした。

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